配当分配型のICOの仕組みと事業の紹介

ICOとIPOの類似性

最近はブロックチェーンの仕組みを利用して新規事業資金を調達するICO(Initial Coin Offering)が注目を集めています。
新規に発行された仮想通貨を購入しておき、値上がり後に売却する通貨型が有名です。
これに対して最近人気を集めているのが、事業によって得られた利益の一部が出資者に分配される配当型トークンです。
これは、新規に発行された株式を保有し続けることで株主優待特典や配当金を受け取ることができるIPOとよく似ています。
一般的に株式の場合はその会社が置かれている国の法定通貨で利益が分配されますが、ブロックチェーンの仕組みを利用したトークンの場合は仮想通貨で利益が分配されます。
このため海外の事業に出資をした場合でも、日本国内の取引所で換金可能な仮想通貨の形で簡単に利益を受け取ることができるシステムになっています。

イーサリアムのトークン

トークンを保有することで事業で得られた利益の一部が分配する仕組みですが、イーサリアムのスマートコントラクト機能を利用して分配されるケースがほとんどです。
イーサリアムのプラットフォームではあらかじめ契約内容のプログラムをブロックチェーン内に記述しておけば、ブロックチェーンが仮想マシンのように自動的に送金作業を実行してくれます。
一定以上のトークンを保有している人に対して、保有するトークンの数量に応じて数ヶ月ごとにイーサリアムが自動的に送金されます。
トークンは事業を開始する段階で期間限定で販売されますが、配布されたトークンを仮想通貨取引所でビットコインなどで購入することが可能なケースも存在します。
海外のICO案件の中には、配当分配型トークンとして有名な事業がいくつか存在します。

PAYトークン

配当分配型トークンで人気が高いのは、シンガポールのTenXで発行される「PAYトークン」です。
TenXとはビットコインやその他複数の種類のアルトコインでチャージしてVISA加盟店でお買い物ができるデビット(プリペイド)カードです。
国際ブランドのクレジット・デビットカードでは、利用者がお店に支払った決済代金の数%が手数料としてカード会社に支払われます。
一般的なクレジットカードではカード会社の利益・運営資金などが差し引かれた分の残りが、ポイントの形で利用者に還元される仕組みになっています。
TenXカードではICOで事業の出資者や、デビットカード利用者に対して決済額に応じて付与するポイントとしてPAYトークンと呼ばれる独自のトークンを配布し、トークンの保有割合に応じてカード手数料収入の一部(決済代金の0.5%)がイーサリアムとして分配される仕組みになっています。
カード利用者がデビット決済をすればPAYトークンが付与されますが、取引所でトークンを購入することも可能です。

その他のトークン

他にもRIALTO.AIのXRLトークンが有名です。
このプロジェクトは仮想通貨取引所の取引価格の差を利用したアービトラージ取引や、人工知能を利用したトレードで収益を得る事業を行っています。
半年ごとに収益の一部がトークン所有者に対してイーサリアムで分配されます。

Bankeraは仮想通貨の仕組みを利用した日中央集権的な銀行のプロジェクトで、2017年9月にトークンのプレセールが行われていました。
トークン所有者に対して事業で得られる利益が分配される仕組みになっています。

配当分配型のICOトークンは従来の株式の仕組みと非常によく似ていますが、証券会社などの第3者機関を利用せずに発行元の事業者からトークンを直接受け取ることができるというメリットがあります。
第3者機関を利用しないので手数料がかかりませんし、トークンを取引所または個人間で自由に売買することができます。


WEEKLY PICK UP ICO

WHITESTONE COINプロジェクト

WHITESTONE COINプロジェクトは、収益から最大34%の利益配分を提供する、最も進化したグローバル規模な仮想通貨マイニング事業です。

ホワイトカード特権

すべての会員は、トークンを保有することで、毎月マイニングマシンによって生み出された収益から配当金を受け取る権利を持ちます。配当の割合はランクによって異なります。

公式ICO情報:WHITESTONE COIN